第1回 中堅職員研修を行いました。
8月30日(木)13:30~ あじさい事務局にて
第1回 中堅職員研修行いました。
中堅職員研修は、各施設から1名ずつ管理者・リーダーからの推薦や自薦の職員が参加しました。
みなさん、各施設で日頃から頑張っておられる方たちばかり、
もう一度基本に立ち返っていただいたり、
さらなるスキルアップの為の研修です。
1コマ目は、酒井ブロック長の「認知症について」
「ご利用者様が歩きまわっておられる。それを「徘徊」←(私は嫌いな言葉ですがとおっしゃってました)という問題行動としてとらえるのか、何か意味があって歩いておられるのだと考えるので、介護は全く変わってきます。」
「すぐにご利用者様の思いを理解するのは難しい。でも、こうではないだろうか?もしかして、こうなのかも」とご利用者様の事を考えながら模索する中で、何か見つかることもあるので、私たちは、ご利用者様を知る努力を続けることが大切なのです」
職員の皆さんがぶつかってしまう悩みに、いろんな事例や失敗談も交えながら明るく話してくださいました。
2コマ目は 柏山管理者の「介護保険と地域の関わり」
私たちは介護に関わる者として、介護保険の仕組みを理解して業務にあたることも必要です。
そして、地域の一員としてその人らしく人生を過ごしていただけるように、地域との関わりを構築することも大切な仕事の一つです。
基礎を理解しているつもりでも、いつのまにか自己流のやりかたや、
力わざで行う方法で双方に負担がかかっていたり…
介護技術の奥は深いものです。
交代で介護者・ご利用者様を体験することによって、どこに負担がかかるのか、どうすればスムーズにできるのかを体験しました。
日頃疑問に思っていることも、みんなで確かめたり、上手な人の動きを参考にしたり、
いつもは他の施設で出会う事の少ないみなさんのコミュニケーションの場にもなりました。
そしてご利用者様が持っておられる
「残存能力」を活かす大切さを感じた時間にもなったのではないでしょうか。
4コマ目に、中堅職員の皆さんに、改めて振り返っていただきたい「接遇研修」を行いました。
株式会社サカイの思いの中にある「ホスピタリティの創造」・・ホスピタリティの気持ちを持って、すべての人に接していく。
そんな、介護に携わる人の一番大切な部分にもう一度触れていただきました。
お伝えしたいことがたくさんで、時間ぎりぎりまでの研修となりましたが、
それはとりもなおさず中堅職員の皆さんへの期待の大きさです。
これから、各施設の中でこの研修を他の皆さんに、実践を持って伝え広げていただけたらと思います。
とても真剣に研修を受けていただき、受講されたみなさんのご協力、熱心さに後押しされて
とても中身の濃い研修となりました、本当にお疲れ様でした。
(写真・記事 事務局 藤崎)