第3回 認知症サポーター養成講座
平成25年11月14日(木)
あじさい事務局 会議室において、第3回「認知症サポーター養成講座」が開催されました。
講師には、名古屋市西区北部いきいき支援センターの職員の方におこしいただき、
認知症ってどんな症状なんだろう・・・
周囲の人ができることってなんだろう・・・
そんな、基礎をわかりやすく学び、地域の中でなにができるのか、
私たち地域密着型サービス従事者は何ができるのかなど考えさせられる時間となりました。
認知症になった母親の介護の為に職を失い、最後に二人で死を選んだ事件のお話は
なんど聞いても胸が苦しくなります。
特に母親が、一緒に死のうとする息子に対しそれを許すところは、
親を持つ子どもとしての自分と、子を持つ母親としての自分、両方の自分の心が締め付けられます。
「認知症」というと特別な事と感じてしまいますが、病気によっていろんな症状がでるだけで
変わることなく「人」としてのその方の人生が続いているのだと思います。
株式会社サカイでは「あじさいのようにその人らしく」という思いのもと、
地域の中で少しでもその人らしい日々を送っていただけるよう、職員は心を砕きます。
この研修で、施設だけでなく地域の中で住民として認知症の方や家族の方を支える存在になっていきたい
そんな思いで職員は学び続けています。
(写真:記事 事務局 藤崎)